ウラ・オモテ  Vol.44 2017.08.02


<’17年上半期の折込広告出稿調査―関西地区>

マイナス幅が拡大  前年同期比で9.7%の減少



1、月別折込枚数と前年比の推移
月別一世帯当り折込枚数及び前年同月比伸び率
 関西地区における2017年上半期(1〜6月)の折込広告出稿量(枚数)は前年同
期比で9.7%のマイナスとなり、枚数では279.0枚減少した。
’16年5月以降はすべての月で前年を下回り、2017年になっても止まることがなく、
’17年2月には11.7%のマイナスとなり、そのあとも大幅な減少が続いた。



2、地域ブロック別
上半期一世帯当り折込枚数と前年同期比伸び率
 すべてのブロックが前年を下回った。全ブロックの中で下げ幅が最大で、5期連続のマイナスになった「大阪北部」は12.8%の減少で、 枚数は「京滋」に次いで2番目に少なくなった。 また、「大阪南部」と「神戸・阪神」は5期連続、「奈良」は4期連続の前年割れとなった。


3、主要業種別
プラス
  靴は5年ぶりのプラス
薬品・化粧品は、2年連続で増加
靴 +9.1%  その他 +4.8%  薬品・化粧品 +1.0%
マイナス
  戸建ては今期も大幅な減少
枚数最多のスーパーがマイナスに転落
戸建て -27.8%  スポーツ用品 -26.1%  遊戯・娯楽 -22.8%
理美容 -19.4%  家電 -16.4%  塾・予備校 -13.0%
新車販売 -12.8%  求人企画 -12.7%  特殊飲食料品 -12.4%
紳士服 -11.7%  マンション -10.7%  不動産仲介 -10.4%
百貨店 -10.1%  スーパー -7.5%  ホームセンター -7.3%
家具 -6.3%  旅行 -2.4%  外食 -1.5%
業種別折込枚数前年同月比推移
 業種別を見ると、3業種がプラスになった。
伸び率が最も高かった「靴」は9.1%の増加で、5年ぶりに前年を上回った。 次いで、「その他」はメーカーなどの出稿増で4.8%のプラスとなり、「薬品・化粧品」は化粧品通販が微減となったがドラッグストアの出稿は好調で1.0%増加して2年連続で前年をクリアした。

 前年同期比で22業種がマイナスとなり、15業種が2ケタの減少。
’16年上半期に続いて全業種の中では下げ幅が最も大きくなった「戸建て」は-27.8%となり、 「マンション(-10.7%)」とともに9年連続で前年同期を下回った。 「遊戯・娯楽(-22.8%)」は上半期で見ると’14年から3期連続して6%前後の減少で下げ止まると思われたが、今期は再び大幅なマイナスとなった。 また、’16年上半期には30%近く増加した「特殊飲食料品」が一転して-12.4%となり、 「家電(-16.4%)」「スーパー(-7.5%)」「ホームセンター(-7.3%)」「文化・カルチャー(-7.0%)」「旅行(-2.4%)」「外食(-1.5%)」が前年のプラスからマイナスに転じた。 また、「時計・眼鏡・貴金属(-12.8%)」は7年連続、「理美容(-19.4%)」「不動産仲介(-10.4%)」は6年連続、「百貨店(-10.1%)」と「家具(-6.3%)」は5年連続、 「新車販売(-12.8%)」は3年連続の減少となった。

<付表>
2017年上半期(主要業種別世帯平均枚数と前年比)
2017年上半期累計(主要業種別世帯平均枚数と前年比)

■調査概要
 読宣の月次出稿調査同様、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良の各府県39地区78地点に設置したモニター宅に、2017年の1月から6月までの6ヵ月間に折り込まれたチラシを回収し、集計。



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