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1、年間折込枚数の推移 |
年間一世帯当たりの折込枚数は5,597枚、前年比97.3%となり、6年連続で前年を下回った。マイナス幅はやや縮小したものの、不振から抜け出せない状況が続いた。
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2、月別
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年前半は‘15年下半期からの下げ止まり傾向が見られて、2月と4月は前年をクリアしたが、4月14日に起きた熊本地震の影響もあって5月は7.0%の大幅なマイナスとなった。その後は、6月(-1.5%)と7月(-0.5%)でマイナス幅は小さくなったものの、8月以降は9月(-1.9%)を除いて5%前後のマイナスとなり、年後半で厳しさはより強くなった。
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3、地域ブロック別
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3年連続ですべてのブロックが前年割れした。枚数では、下げ幅が最小の「奈良」が3年連続でトップとなった。次いで、「神戸・阪神」が12年連続で減少となったものの、前年から順位を1つ上げて続いた。マイナス幅が最大の「大阪北部」は4.6%の減少となり、枚数では3位に転落した。
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4、業種別
主要業種の前年比伸び率<小分類> |
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昨年の大幅な減少から一転、特殊飲食料品が大幅な増加 +19.1% |
2月以降は連続してプラスの外食が2ケタ増 +10.9% |
旅行は2年連続で好調キープ +8.6%
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紳士服 +4.9% 薬品・化粧品 +3.6%
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文化・カルチャー教室 +1.6%
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戸建ての下げ幅は拡大傾向 9年連続のマイナス −25.2% |
新車販売は2年連続で2ケタの減少 −11.6% |
4年ぶりに減少に転じたスーパーが微減 −0.1% |
スポーツ用品 −12.7% エステ・理美容 −10.0%
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時計・眼鏡・貴金属 −9.3% 遊戯・娯楽 −8.3% 家具 −7.5%
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百貨店 −5.8% 不動産仲介 −4.3% マンション −4.2%
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塾・予備校 −4.0% 求人企画 −2.3% ホームセンター −1.0%
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家電 −0.8%
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<調査概要>
読宣の月次出稿調査同様、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良の5府県39地区78地点に設置したモニター宅に、2016年の1月から12月までの1年間に折り込まれたチラシを回収し、集計。
*速報版につき、最終データとは若干の誤差が生じることがあります。詳細は、2017年3月に発行予定の「2016年 関西地区における 折込広告出稿実態調査」をご参照ください。 |
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