ウラ・オモテ  Vol.40 2015.07.28


<’15年上半期の折込広告出稿調査―関西地区>

前年を 3.6%下回り、3年連続の減少



1、月別折込枚数と前年比の推移
 関西地区における2015年上半期(1〜6月)の折込広告出稿量(枚数)は前年同期比で3.6%のマイナスとなり、 枚数では108.3枚減少した。2014年4月の消費税増税以降のマイナス基調から抜け出せない状況が続く。

 月別に見ると、‘14年4月からのマイナスは’15年3月まで継続した。
しかし、4月は前年の反動からプラスに転化したものの、5月と6月は再び前年を下回り‘15年上半期は3.6%の減少となった。


2、地域ブロック別
 2009年上半期以来となる全ブロック前年割れ。
「大阪北部」「大阪南部」「神戸・阪神」のエリアは3期連続して減少。
「京滋」は ’14年上半期は唯一プラスであったが今期は5.8%の減少となり、
全ブロック中で最大の下げ幅となった。


3、主要業種別
プラス
  6業種がプラス
枚数最多のスーパーが好調キープ
求人企画は5年連続の増加
スポーツ用品、文化・カルチャーがプラスに転化
その他 +8.1%   スーパー +6.3%  文化・カルチャー +3.6% 
塾・予備校 +3.4%  スポーツ用品 +2.0%    求人企画 +1.5%
マイナス
  9業種が2ケタの減少
時計・眼鏡・貴金属、特殊飲食料品が大幅減
不動産(戸建て、マンション、不動産仲介)が揃って2ケタ減
時計・眼鏡・貴金属 -26.4%  特殊飲食料品 -25.1% 戸建て -21.6%
紳士服 -21.2%  マンション -19.0%  靴 -18.0%  エステ -16.8%
一般金融・保険 -13.3%  不動産仲介 -10.9%  旅行 -9.9%
薬品・化粧品 -8.4%  百貨店 -7.6%  新車販売 -6.9%
遊戯・娯楽 -5.9%  ホームセンター -3.3%  家具 -3.3%  家電 -1.8%
 業種別は、全25業種中でプラスになったのは6業種のみ。
全業種の中で出稿枚数が最多の「スーパー」は6.3%の増加となり、上半期では3年連続してプラスをキープした。 「求人企画」は‘11年上半期から前年超えを継続しており、今期の伸び率はやや縮小したものの1.5%の増加となった。 また、’14年上半期は少しだけ前年に届かなった「塾・予備校」(+3.4%)は’10年からの好調を今期もキープして再び増加に転じた。
伸び率が最も高かった「その他」は、4月の統一地方選挙、5月の大阪都構想の賛否を問う住民投票関連など選挙ちらしの出稿増で8.1%のプラスとなった。 「文化・カルチャー」(+3.6%)と「スポーツ用品」(+2.0%)は前期のマイナスから増加に変わった。

 最も減少幅の大きい「時計・眼鏡・貴金属」は前期比で26.4%のマイナスとなり、上半期では5年連続の前年割れとなった。さらに、長い間低迷の続く業種を見ると「一般金融・保険」(-13.3%)は10年連続、不動産では「戸建て」(-21.6%)と「マンション」(-19.0%)が7年連続、 「エステ」(-16.8%)と「不動産仲介」(-10.9%)は4年連続、「百貨店」「外食」「遊戯・娯楽」「ホームセンター」「家具」は3年連続で減少となった。 また、‘14年上半期は健康食品通販の出稿が好調で、伸び率が2ケタ増でトップだった「特殊飲食料品」(-25.1%)は一転して大幅な減少となった。

<付表>
2015年上半期累計(主要業種別世帯平均枚数と前年比)

■調査概要
 読宣の月次出稿調査同様、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良の各府県39地区78地点に設置したモニター宅に、2015年の1月から6月までの6ヵ月間に折り込まれたチラシを回収し、集計。



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