ウラ・オモテ  Vol.38 2014.08.01


<’14年上半期の折込広告出稿調査―関西地区>

前年比2.3%減、2年連続のマイナス



1、月別折込枚数と前年比の推移
 関西地区における2014年上半期(1〜6月)の折込広告出稿量(枚数)は前年同期比で2.3%のマイナスとなり、枚数では70.3枚減少した。

月別に見ると'12年10月から続いた減少傾向は、'13年8月には6.4%増となり、その後は'14年3月まで一進一退を繰り返した。'14年2月・3月は、増税前の駆け込み需要を見込んだ出稿増を期待したがいずれも0.5%の微増となった。その反動で消費税率が改定された4月以降は連続して前年を下回り、'14年上半期としては'13年に続いて2期連続でマイナスとなった。


2、地域ブロック別
 地域別では、前年同期をクリアしたのは「京滋」ブロックのみ。
「大阪北部」「大阪南部」「神戸・阪神」は'13年上半期に続いての減少となった。
特に「大阪北部」は'13年上半期は4.5%のマイナスであったものの、枚数ではトップを維持していたが、'14年はさらに下げ幅を拡大し、「奈良」「神戸・阪神」に次いで3位となった。



3、業種別
プラス
  8業種が増加
特殊飲食料品は伸び率トップ
スーパー、求人企画は好調持続
薬品・化粧品、家電、新車販売がプラスに転化
特殊飲食料品 +12.2%    新車販売 +5.5%
ショッピングセンター +4.8% 薬品・化粧品 +4.8%  求人企画 +4.6%
家電 +4.2%    スーパー +2.2%    紳士服 +1.8%
マイナス
  3業種が2ケタの減少
不動産3業種(戸建て・マンション・不動産仲介)がマイナス
旅行、文化・カルチャー、スポーツ用品は前年増から減少
遊戯・娯楽が下げ幅を縮小
マンション -20.6%  エステ -16.1%  戸建て -13.1%
文化・カルチャー -8.5%  一般金融・保険 -8.0%
遊戯・娯楽 -7.5%  時計・眼鏡・貴金属 -7.0%  靴 -5.4%
百貨店 -2.9%  外食 -2.6%  ホームセンター -2.0%
スポーツ用品 -1.8% 家具 -1.7% 旅行 -1.5% 不動産仲介 -0.3%
 '14年上半期の中で最も伸び率が高かったのは「特殊飲食料品」(+12.2%)、次いでドラッグストアの出稿が増加傾向の「薬局・化粧品」(+4.8%)で、前年割れした5月を除いてプラスをキープして増加となった。また、上半期だけで見ると有効求人倍率が上昇傾向の「求人企画」は4期連続、「スーパー」は2期連続してプラスになった。

「戸建て」(-13.1%)と最も減少幅の大きい「マンション」(-20.6%)は'09年から'14年までの上半期で6期連続して減少。「エステティック」は3期連続してマイナスであった。減少傾向の続く業種では「一般金融・保険」が8期連続、「時計・眼鏡・貴金属」が4期連続してマイナスとなった。また、'13年上半期は23.0%のマイナスだった「遊戯・娯楽」は減少幅が縮小したものの7.5%減。'13年上半期は大幅なプラスだった「旅行」はマイナス1.5%と伸び悩んだ。

<付表>
2014年上半期累計(主要業種別世帯平均枚数と前年比)

■調査概要
読宣の月次出稿調査同様、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良の各府県39地区78地点に設置したモニター宅に、2014年の1月から6月までの6ヵ月間に折り込まれたチラシを回収し、集計。



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